テクノロジーとアートの融合

 素材を製品化するのは、複合技術です。構成材料を選定する技術、材料をフィルムやシート状にする加工技術、意匠性を持たせるための技術。全ての技術力がバランスよく優れていなければ、良い製品を供給することはできません。
 素材には多くの機能性が必要とされています。耐摩耗性・耐候性・難燃性・寸法安定性をはじめ、加工上必要な耐熱性・相溶性、付加価値としての抗菌防臭性・帯電防止・防汚性、さらに最も重要な無毒安全性など、用途に応じて要求も多種多様です。
 ナンカイテクナートでは、科学的知識を基盤に、独自の「複合技術」で、これらの機能性を実現しています。また、標準化、品質管理に努め、お客様に信頼していただける製品づくりを心掛けているのです。

 ビニルレザー、壁紙、合成皮革などの素材に求められているのは、機能性や品質の良さだけではありません。これらは鞄、靴、壁紙、家具などファッション性の高いものに使用される素材だけに、デザインが重要になってきます。製品の魅力を大きく左右するのは意匠性なのです。ナンカイテクナートでは、プリント・フォーミング・エンボス・コーティングを中心とした技術を駆使して、色・柄だけでなく手触り・風合い・凹凸といった微妙な部分まで考慮した、独創的なデザインを生み出しています。
 また、バリエーション豊富なデザインを彩るため、フィルムやシートの加工技術の研究、繊維メーカーとの企画による基布の選定、ヨーロッパのデザイン社との提携など、幅広い分野に取り組んでいるのです。